世界一フジの花、化粧品に 地元企業と共同開発
あしかがフラワーパークを運営する足利フラワーリゾート
(足利市迫間町、早川公一郎(はやかわこういちろう)社長)は、
園内で育てたフジの花のエキス(細胞水)を初めて使った化粧品を、
天然化粧品製造販売のシーラン(足利市問屋町、佐々木利枝(ささきりえ)社長)と
共同開発した。土産品として今春から園内で限定販売している。
フラワーパーク側が地元企業とコラボレーションして化粧品開発するのも初。
毎年恒例咲いたフジの花房約25キログラムを使った。
精油精製の特殊技術を持つホリス(宇都宮市)が細胞水を抽出加工した。
佐々木社長は「薬品や水を一滴も加えていないのが特長。
肌にうれしいイソフラボンも含まれ、甘い香りがほんのりする」と説明する。